BreakingDownの乱闘は廃止すべきか

俺もXでやるべしたらの投稿を引用する形で一言添えたが、彼の状況は逐一耳に入ってきてる状態だ。何より一日も早い回復を心より願っている。

俺は「自分も責任を感じる」と発言したが、それは本音で、BD４の初のオーディションから始まり結構な期間、乱闘や暴力を展開してしまったからだ。現在の立ち位置も微妙で一度は運営として深層部にまで入り込んでいたが、溝口勇児との決裂以降は選手と運営の中間にいるようにしていたが、どうしても関わる場面が多いのでやはり運営的な位置ではある。

だけに今回は運営サイドのやるべしたらに対する迅速な対応やサポートをよく知ってるし特にCEOの未来は真っ先に誰よりもやるべしたらの病状を心配していた。彼からも何か説明があると思う。

今回殴打をした張本人の江口とも連絡は取れていて、非常に反省してるし重く受け止めていた。

「もう格闘技も辞めます。責任を取りたいです」とまで言ってきてる。

やるべしたらと江口の間でも連絡は取り合ってるようでむしろ逆にやるべしたらが江口を励ましてるとのこと。人間性が素晴らしい。

ここで考えていかなければならないのは今後のことだ。これまでの「曖昧」な決定は通用しなくなる。やるべしたらのクモ膜下出血だって今後どうなるかはわからない。最悪のことだって起こりうる危険な状況だ。これまで厳しい処分を受けた選手が気がつくと復帰してるなど、色々突っ込まれてきたがあれも実はしっかりと段階、プロセスを踏んでいるのだが（復帰プログラム等の）世間には伝わっていない。

少なくとも現段階で言えるのは「前日会見」での乱闘は廃止にすべきだしもちろん運営もそう判断するだろうと俺は考えている。

「前日会見だけ？バカ言ってんじゃねぇよ！」という声が溢れるだろうがそれもまさしくで、本戦オーディションや一次オーディション（選考会）での乱闘ももう規制が掛かっていくだろう。

散々暴力的なことを助長してきた俺が言うのもあれだが、正直少し前から「乱闘の次に行くべきだ」と発言をしてきていた。別にムカついた相手をいきなり出会い頭に飛び掛からなくても

「ケージでやろうや」

「上等だよ」

これでスパーリング成立。もしくは

「ケージ上がれ」

「お前となんてやらねぇよ」

片方が拒否すれば「臆病者」と笑い者にされて撮れ高にもなる。

シンプルだ。ケージに誘うまでの罵り合いや掛け合いは過激のままで良いわけだし、そこに行き着くまでの心理戦も含めて見応えは十分にある。戦うまでの手間が省けるし「無駄なパフォーマンス」が削ぎ落とされて見やすくなるかもしれない。

「乱闘がなくなるとつまらなくなる」

「喧嘩できないなら俺たちの仕事は終了」

こう考える雛壇選手、喧嘩自慢も中にはいるかもしれない。けどこれだけは言えるのは

「誰がやるか」であり、しょうもない奴が乱闘をおっぱじめたところで

「つまんねぇよお前」としかならない。

逆に面白いやつはガヤを飛ばしたりお洒落な言い回しや立ち回りで沸かせるので乱闘が必要ない。

「乱闘がなくなれば数字が落ちる」

この先入観を覆していく作業、議論をたくさんしていけば改善されると思っている。

提案や意見も１０や１００じゃなく、１０００も１００００通りも出し合えば一つや二つ最良の答えに辿り着くはずだ。

さらに思い返してみると決して乱闘からめちゃくちゃ面白いカードが産まれたり乱闘が撮れ高になったのか？と疑問さえ感じる。

SATORU VSサップに関して言えばSATORUのブラジルからの帰国後すぐの出来事だったから注目が集まったし、瓜田反乱軍も乱闘よりかは俺と溝の掛け合いや森と外へぼひろとのBBQ発言が注目された。

直近のエンセンさんの騒動も同じことを若い無差別級選手がやっても騒ぎにはならない。エンセンさんだからだ。むしろ田中雄士と未来の掛け合いは雄士くんの凹ます発言と未来がキレただけで５５０万再生取っている。

つまり「誰が」パフォーマンスするかだ。

「乱闘がなくなれば数字が落ちる」これは違うということを証明していくべきだ。

これからは乱闘に頼らない「魅せれる」華のある選手が大会を引っ張っていくだろう。

改めてやるべしたらの病状が一日も早く回復することを願ってます

そして江口のことも責めないでやって欲しいです